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Wikitudeでペットボトルを認識するには?

2017.01.20技術系記事

Wikitudeで立体物の認識を効率的に行う方法を紹介します。

Wikitudeで画像ターゲットを使った場合、その多くはポスターであったり雑誌、紙などに印刷された平面の物体を用います。その方が認識精度も高く、コンテンツも作りやすいかと思います。

しかし、中には商品パッケージのような立体物を認識ターゲットに使いたいというケースもあるでしょう。それでも四角い場合は良いのですが、ペットボトルのような形状のものをターゲットにするにはどうしたら良いでしょうか。

肝は画像ターゲット

今回はキリンのメッツコーラを認識ターゲットにしてみました。この時、買ってきたペットボトルを撮影して、その画像を使おうと思ってもなかなかうまくいきません。それは背景が映り込んでしまうからで、光の反射なども映り込まない状態にしなければならないからです。そのためにはスタジオなどでの撮影が欠かせないでしょう。

例えば4年連続特保コーラカテゴリーNo.1「キリン メッツ コーラ」4月26日(火)リニューアル発売|2016年|ニュースリリース|キリンにあるペットボトルの写真くらい綺麗に撮れていないとターゲットにしづらいでしょう。

背景が入ると不可

WikitudeではJPEGまたは非透明PNGのみがサポートされています。そのためペットボトルのように四角では物体の場合、どうしても白い背景などが画像に入ってしまうでしょう。

そこで、ターゲットの中の本当に認識して欲しい部分だけを四角く切り抜き、それをターゲットにします。

こうすることで背景がない状態でターゲットを設定できるようになります。

認識結果

こうするとペットボトルでも問題なく認識できるようになります。一度認識すれば多少動かしても追従します。この要領で横、背後などの画像を追加することができれば立体物の認識もしやすくなるでしょう。


ペットボトルを認識させる際には、くっきりとした画像、認識させたい部分だけの切り抜きがコツになります。Wikitudeは現在、物体認識(3D認識)の機能は提供しておりませんが、画像認識の機能を工夫して使用することである程度物体を認識することが可能です。他にも缶や自動車のようなものでも使えるテクニックだと思いますのでぜひ活用してください。