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Wikitude SDK 7のリリースについて

2017.07.14お知らせ

2017年7月14日 Wikitude SDK 7を正式リリースいたしました。Webサイトからダウンロードしてご利用いただけます。

サブスクリプション契約中のお客さまがSDK7の機能を製品版としてご利用になる場合は、新しいライセンスキーが必要となりますので、ライセンス発行依頼フォームから改めてライセンスキーの取得申請を行ってください。SDK6を引き続きご利用になる場合は、お手持ちのライセンスキーをそのままお使いいただけます。

※現在、弊社からご購入いただけるSDK 7のライセンスはサブスクリプション契約のみとなります。
※買い切り(One-time)ライセンスの取り扱い開始は7月末頃を予定しています。

では、今回のバージョンアップで新たに追加された機能や改善点のうち、ぜひ知っておいていただきたいことを数点ピックアップしてご紹介します。

物体認識機能

画像「車の認識」

物体認識とトラッキング機能が追加されました。この機能はWikitude SLAMエンジンをベースに開発されており、たとえば商品パッケージを認識するといった、特定の物を認識してデジタルな情報を付加したいようなケースにご利用いただけます。物体認識には事前に記録されたその物体の「マップ」が必要になります。「マップ」とはWikitude SDKが物体認識に使用する独自のデータ形式(.wto)で、スマートフォンなどで物体の特徴を記録した動画ファイルをWikitude社から提供されるWikitude Studio Managerツールにアップロードすることで作成できます。アプリでは適宜そのマップデータとカメラフレームデータのマッチングを行うことで、特定の物体の認識を実現しています。

複数ターゲットの同時認識機能

画像「複数ターゲット」

これまで、画像認識ARではカメラフレームにターゲットが同時に複数映っている場合、一番最初に認識したターゲットだけにしかARオブジェクトを表示できませんでした。しかし、SDK7では複数ターゲットの同時認識が可能になりました。この機能では複数の異なるターゲットや複数の同じターゲットに対して、同時に認識を行い、それぞれのターゲットに対応するARオブジェクトを同時に表示することができます。またターゲット間の距離と方向を取得したり、ターゲットどうしの相互作用による表現も可能になっています。

画像認識距離の改善

画像「物体認識」

SDK 7の画像認識ARでは、より遠くのターゲットを認識できるようになりました。A4サイズのターゲットでは2メートル離れた位置からもターゲットを認識することができます。このことにより、たとえば会場に設置された特定のポスターを使用したAR体験がより遠くの距離から体験できるようになることによって、多くのユーザーがARコンテンツを同時に体験することができたり、貴重な美術品など来場者に触れられたくない物に対して安全な距離を確保しARコンテンツを提供できます。

まとめ

物体認識と複数ターゲットの同時認識をデモサンプルで試した動画を用意しましたのでご覧ください。

wikitude sdk7 feature

その他機能改善などの詳細は、Wikitude社が公開しているブログ(英語)をご参照ください。

いかがでしたでしょうか。今回のバージョンアップでは非常に魅力的な機能追加と改善がなされたことがお分かりいただけたと思います。

なお、SDK 7のダウンロードパッケージに関しましては、下記URLよりダウンロードいただけます。
お使いの環境にあわせてダウンロードし、ぜひお試しください。