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Unity3Dプラグインの物体のトラッキング

2018.07.08Unity3Dプラグイン

概要

Wikitude SDKでは、AR体験として任意のオブジェクトを認識してトラッキングする機能が提供されています。

この機能は、あらゆる種類の環境をトラッキングするためにSDK全体で使用されるWikitudeのSLAMエンジンに基づいた機能です。 物体の認識とトラッキングにより、あらかじめ定義された物体やシーン全体を検出できます。認識に適した物体には以下のものが含まれます。

  • おもちゃ
  • 記念碑と像
  • 産業用の機器
  • 用具
  • 家庭用品など

認識機能は、変化や動的な部分の数が限られている物体に最適です。

シーンの認識

SDK 8では、物体認識エンジンを使用して、テーブルくらいのサイズを超える大きな構造を認識することができます。シーン認識という名前は特にこれを反映しています。新しい画像ベースの変換方法では、サイズが大きなターゲットオブジェクトを使用でき、認識とトラッキングができます。

  • 部屋
  • 建物
  • 広場や中庭

物体のトラッキング

物体のトラッキングのサンプルを確認する前に画像認識のサンプルを確認することで、物体のトラッキングが画像認識の仕組みに近いことが理解できます。画像認識のほとんどのコンセプトは物体のトラッキングと同じように機能します。

ObjectTrackerのプレハブ

シーンにトラッカープレハブを追加するには、ObjectTrackerプレハブをシーンの階層にドラッグするだけです。

ObjectTrackerは参照する物体を検出するために必要な情報を含むWikitude Object Collection(.wtoファイル)が必要です。ターゲットコレクションはWikitude Target Managerツールを使用して生成し、ダウンロードできます。
Wikitude Target ManagerツールはWikitudeアカウントを使用してアクセスできます。画像認識の.wtcファイルと同じ方法で.wtoファイルを使用できます。

カスタム拡張オブジェクトの定義

ObjectTrackerは一度に1つの物体だけを認識してトラッキングするため、ObjectTrackableにDrawableプレハブを定義するか、トラッキングオブジェクトに子オブジェクトとして直接配置し、Auto Toggle Visibilityを有効にすることで拡張を定義できます。

物体のトラッキングのシーンでは、Drawableプレハブのワークフローが示されます。FiretruckAugmentationプレハブはSamplePrefabsフォルダに作成され、ObjectTrackableに割り当てられます。プレハブの変換は拡張オブジェクトがトラッキングしている実際のオブジェクトと一致するように修正されます。

FiretruckAugmentationプレハブにはオクルージョンとして使用する2つのメッシュを含むFiretruckOccluder GameObjectもあります。Unityでのオクルージョンの動作の詳細はレンダリングを参照してください。

物体の拡張トラッキング

拡張トラッキングは、ターゲットごとに個別に設定できるオプションモードです。このモードでは、元のターゲットオブジェクトがカメラビューから外れていても、Wikitude SDKはユーザーの環境をスキャンし続けようとします。したがって、トラッキングは元のターゲットオブジェクトの限界を超えて拡張されます。この機能のパフォーマンスは、デバイスの処理性能、背景のテクスチャ、および物体のテクスチャなどのさまざまな要因によって決まります。

物体の拡張トラッキングを有効にするには、 ObjectTrackableクラスを選択し、インスペクタで Extended Trackingオプションを有効にします。Targets For Extended Trackingでは、拡張するターゲットを指定できます。すべてのターゲットを拡張したい場合は、Sizeフィールドに1、Element 0フィールドに*を設定するだけです。